2008.02.22
自賠責保険が値下げに!自賠責保険の仕組み
自賠責保険が2008年4月から、現行より平均で24.7%安くなる事になりました。小麦や原油の値上がりが多い中でうれしいニュースですね。
その理由も死亡事故が減ったという前向きな理由なんです。2007年は54年ぶりの死亡者数5千人台でした。それでもまだまだ多くの方が亡くなっていますね・・・。自賠責保険の補償の範囲など仕組みについて解説します。
自賠責保険が値下げ
「具体的には普通乗用車で8360円安くなります。予想より死亡事故が少なかったため、支払い金額を抑える事ができたのが値下げの大きな理由です」
「何もかもが値上がりしている今、保険料が安くなるのはとてもうれしいわ!」
自賠責保険とは
「自賠責保険について説明します。自賠責保険は被害者救済のための保険で、全ての自動車と原動機付自転車に加入が義務付けられています」
「あら、そうなんだ。加害者の経済的負担を抑えるためではなかったのね」
「そうなんです。人身事故にしか対応していませんし、加害者のケガは補償の対象になりません。必要最低限の補償ということで、死亡時は3000万円、常時の介護が必要な場合で最高4000万円の補償となります」
「死ぬよりお金がかかる事もあるものね。それにしてもたいした補償金額ではないのね」
「そのために任意保険に併せて入る事が必要なのです」
こんな時は・・・
「もし自賠責保険に加入してなかったらどうなるのかしら?」
「その場合は一年以下の懲役、または50万円以下の罰金になります。さらに道路交通法違反で6点の減点がありますから一発で免許停止です」
「えーと、私はちゃんと入るからいいのよ。そうじゃなくて未加入の人に轢かれたりしたら、補償が受けられなくて被害者が泣き寝入りになっちゃう可能性もあるのかしら。罰則があっても違反する人はいるわけでしょ?違反する人がいるから罰則があるといってもいいんだし・・・」
「その場合は政府の自動車損害賠償保障事業から自賠責保険と同じ補償が受けられます。保険未加入のほかひき逃げの場合もそうですね。それと車検のない小型二輪の場合は、期限切れになりやすいから気をつけてください」
利益の上がらない構造
「それを聞いて安心したわ。バイクは気をつけなくっちゃね。それにしても値下げなんて事がありえるのね」
「自賠責保険は本当に公共のための保険で、取り扱っている保険会社に利益が入る事はありません。だから利益が浮いたら、それは保険料の値下げという形で還元されるのです」
「わかりやすいいい仕組みね」
「本当にそうですよ。税金もひとつずつ何に使うか別管理してくれれば、もっとわかりやすく無駄も省けると思うんですけどね」

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