2008.03.27
リボ払い、恐怖の支払い総額
毎月一定額のみの支払いで使えるリボルビング払い。そんな便利なリボ払いですが、その便利の代償として恐るべき支払い総額になります。
カードで買い物。お支払方法は…?
「とっても素敵な洋服を見つけたんだけれど、今月ちょっとピンチなのよねー。それでカードで払おうと思うんだけど、リボ払いってあるじゃない?毎月の支払額が低いから便利そうだと思うけどどうかしら?」
「リボ払いはカードの限度額まで使っても、毎月の支払額が低く抑えられる、まとまったお金がなくても使える返済方法です」
「でしょ?支払い限度額まで使う気はないんだけど、毎月1万円の返済ですむから負担が小さくなるわ!」
リボ払いだって借金だ
「リボ払いは確かに便利ですが、あくまで借金だという事を頭に入れておいてください。そして金利もすごい事というのをお忘れなく」
「金利か…。だけど月々の返済額が少ないから、金利が少しぐらい高くても平気な気がするんだけど」
「月々の返済額が低いということは、元本の減る量も少ないということです。始めのうちは利息ばかり払う事になるんです」
「そういえば返済総額はいくらぐらいになるのかしら?」
恐怖の支払い総額
「聞いて驚かないでくださいよ。リボ払い年利18.0%で50万円を毎月1万円ずつ返済した場合、支払い総額は93万1021円になります。実に43万円もの額を利息として払うわけです」
「え?50万円よね?利息で倍近くになってるじゃない!」
「これがリボ払いの恐ろしさです。借金というのは毎月の返済額が低いほど、期間は長いほど支払い総額が増えるんですが、リボ払いはまさにこの条件にぴったり当てはまっているんです」
「なんでこんなに高額になるの?」
減らない元本
「さっきも言ったとおり、利息分ばかり払って借金の元本が全然減ってないからです。第一回目の支払いは、返済額1万円のうち2500円が元本に、7500円は利子の返済に充てられています。つまり返した金額は2500円のみ。二回目の支払いも残金49万7500円に利息がかかってきますから、支払い元本は2538円、利息は7462円になります」
「利息ばかり払ってるだけじゃない…。まるで貢いでるようだわ」
続リボ払いの恐怖
「リボ払いの恐ろしさはこれで終わりじゃないんです。コツコツと返済を続けていきますと、1年半ぐらいたつと再び5万円ほどの借り入れ枠が生まれるんですよ。すると…たぶん…。また、使ってしまうんです。そして再び50万円からのスタートになります」
「うわー、それはありがちだわ」
「1年半の返済ということは18万円は支払ってるわけです。そこでたった5万円のために、また元の木阿弥になってしまうというのがおかしいというのは、少し考えたらわかる事なんですけどね」
「そうよね。どこかで負の連鎖を断ち切らなくちゃ」
リボ払いはやめたほうが無難
「さらに、2社3社と借り入れが増えたらもう危険です。毎月の返済は回っていても、総額でいったいいくら払う事になるかわかりません。たかだか毎月1万円と思うかもしれませんが、これは1万円収入が減ったと同じ事なんです」
「3社に1万円で3万円の減給になったということね」
「そもそも最初からお金がなくて借りるのに、今後返せる見込みのほうが少ないはずです。結論として、リボルビング払いは避けたほうが賢明です。もし使う事があっても、総額をリボ払いのみで返すのではなく、ある程度まとまった金額があったら早急に無くすべきです。リボ払いはカード会社からカモられてるといっても過言じゃありません」
「私も今回は洋服はあきらめるわ」
「それがいいですね。お金がないんだから買えないとあきらめるのが一番です」

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