PBR戦略
グレアムといえばやっぱり低PBR。あくまで保守的な防衛的投資家のためのPBR戦略です。
PBR戦略4つのパターン
全銘柄から低PBR50銘柄を買うと、45年で1万ドルは549万0122ドル増え複利は15.05%でした。全銘柄の13.23%に勝っています。さすが!ただしリスク(変動率)はかなり高くなるので辛抱強さが試されます。
大型株から低PBR50銘柄を買った場合は1万ドルが502万5656ドルになり複利で14.82%になります。全大型株に比べて収益が3倍以上になります。
低PBR戦略は市場をアウトパフォームすることがわかりました。さすが師匠!証券分析を書いたあとの50年間でも、この方法が賢明なる投資だということがはっきりとわかりました。
次は高PBR戦略です。PBRが高いからという理由で銘柄を選ぶ人はいないと思いますが、全銘柄からPBRが高い50銘柄を買った場合、45年で1万ドルが38万440ドルになりました。複利で8.42%です。最悪です。
大型株から高PBR50銘柄を買った場合は45年で89万3583ドルになり複利で10.50%です。想像通り高PBR戦略は良くない成績になりました。
PBRの十分位数分析

十分位数分析をしてみましょう。1が1番低いグループで、10が1番高いグループとなります。11は全銘柄のリターンです。低PBRは満足できる数字となります。また単純に低ければ低いほど良さそうです。

これは大型株です。同じように1が1番低いグループ、10が1番高いグループ、11は全大型株のリターンです。1番低いグループがずば抜けています。大型株でありながら過小評価されていると、買い戻しが入りやすいということの証明です。
大型株に関していえば高いPBRまで悪い影響を与えるようには見えません。他に何か強い動機があるのならば、多少の高PBRには目をつぶってもいいかもしれません。
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