EPSの5年間変化率戦略
『EPSの年間変化率上位の成績が悪かったのは当然だ。そんなのは突発的な利益上昇に過ぎないから。5年ぐらいの間上昇して初めてグロース株だ』と思う方もいるかと思います。私もその1人です。EPSの5年間の年間変化率ごとのパフォーマンスを見てみます。
結果はなんと惨敗
全銘柄からEPSの5年間変化率の上位50銘柄を買いますと、41年間で1万ドルが53万4963ドルになり、複利で9.94%となります。これは全銘柄を買った場合の164万531ドルに大負けしています。
大型株からEPSの5年間変化率の上位50銘柄を買いますと、1万ドルが41年間で61万3441ドルになりました。複利ベースで10.3%になります。大型株を単純に買った場合でも98万1782ドルになりますので、こちらも負けです。
EPSの5年間変化率の十分位数分析

十分位数分析をしてみましょう。EPSの5年間変化率が1が1番高いグループで、10が1番低いグループとなります。11は全銘柄のリターンです。これも1年間の結果とほぼ同じです。皮肉なことに1番高いグループは避けた方が良いことがわかります。1番高いグループ以外はどれも似たようなパフォーマンスなんですが…。

大型株です。1が1番高いグループ、10が1番低いグループ、11は全大型株のリターンです。こちらもはっきりした傾向がありませんが、1番のグループのみパフォーマンスが悪いです。
利益上昇が激しい企業にはすでに高い株価がついてしまっているという推測が出きます。利益上昇が上位のグループ、いわゆる注目株のリターンは少ないのです。
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