利益率戦略

利益率の高い銘柄はきっと株主に還元されてるに違いない。利益率ごとに投資した場合のリターンを分析して戦略を立ててみます。

だがしかし…

全銘柄から利益率の上位50銘柄を買いますと、45年間で1万ドルが107万5959ドルになり、複利で10.96%となります。これは全銘柄を買った場合の267万7557ドルに負けています。

大型株から利益率の上位50銘柄を買いますと、1万ドルが45年間で109万1707ドルになりました。複利ベースで10.99%になります。全銘柄の時よりはほんの少しはマシですが、もちろん負けています。

利益率ごとの十分位数分析

全銘柄の利益率ごとのリターン図

十分位数分析をしてみましょう。利益率が1が1番高いグループで、10が1番低いグループとなります。11は全銘柄のリターンです。利益率が高い方がパフォーマンスが悪いです。下から2番目3番目だとなんと市場平均を上回ります。

大型株の利益率ごとのリターン図

大型株です。1が1番高いグループ、10が1番低いグループ、11は全大型株のリターンです。こちらはもっとすごいことになっています。利益率が決して良くない銘柄を選んでいけば、大型株を単純に買った場合をしのぎます。ただ、全銘柄を単純に買った場合にはおよんでいません。

なんとまあ驚きの結果です。普通に考えれば利益率が高い企業のほうが、もうけが出やすく株価も上昇すると考えがちです。しかし結果は正反対となりました。これもおそらくすでに買われてしまっていることが原因でしょう。

数字としてみるとバラバラなので、(いないと思うけど)利益率のみを参考にするのはあてになりません。

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