フィッシャーの「超」成長株投資を分析

フィリップフィッシャーの成長株投資をひととおり学ぶために、『フィッシャーの「超」成長株投資』を分析したいと思います。しかしフィッシャーはバリュー投資家ではないのでくれぐれも注意いただきたい。バフェットを理解するための踏み台にしましょう(笑)。実際に実績を残した優れた投資家ですけどね。

バフェットの師匠

バフェットは、8割がグレアムで2割がフィッシャーに影響を受けた、と言っています。かなり前のことなので、今はこの割合はフィッシャーの方に大きくずれている、というのが多くの評論家達の結論となっています。バフェットは本書の初版を読んだ後に、実際にフィッシャーの元へと会いに行っています。そこでの対話がバフェットをより高みへと昇らせたのでしょう。

フィッシャーは2004年に96歳で生涯を閉じています。それまでにいくつかの、株価が100倍以上になった銘柄への集中投資を行っていました。長期投資家は長生きもしないといけませんね。ちなみにウォーレンバフェットは1930年生まれです。

フィリップ・フィッシャーは純血の成長株(グロース株)投資家です。10年で10倍になる株を数十年保有するのが彼の投資手法です。バフェットの永久保有はここからきています。

グロース株投資の問題点

さて、ここで注意したい点があります。グロース株と思っていたものが、実はたいした成長を遂げなかった場合、その結果は悲惨なものとなります。

長い時間と多大なお金を失うはめにもなりません。そもそも高いPERや、高い期待成長率をもとにした投資が『たいてい』うまくいかないことは、グレアムが証明してくれています。

したがって私のような平凡な投資家は『たいてい』うまくいかないことになります。ん?あなたのように優秀ならうまくいくかもしれませんね!大いに結構です!成長株投資に励んでください!(…そして泣きながらもう1度戻ってくるのです。)

しかし、少額を成長銘柄に振り分けることはできますし、なにより理論を知っておくことは大きな強みになるはずです。

…バフェット投資をものにするためにも。実はフィッシャーの理論に消費者独占型企業という考え方が当てはまると、面白いほど不確定要素が消えてなくなるのです。

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