インデックスならニューヨークダウもいい

グレアムが防衛的投資家に推奨するインデックスがあります。知ってる人はすぐにピンと来ますね。

タイトルどおり、ニューヨークダウ30種銘柄です。

ニューヨークダウ30銘柄

ニューヨークダウ30種工業株の銘柄紹介を一度見てもらえればわかるんですけど、ニューヨークダウ30に採用されている銘柄って本当に素晴らしいんです。バークシャー保有の銘柄もいくつかありますし、アメリカを代表する強い企業群です。

業種も偏ることもなく分散しています。流動性も高く、多額の投資資金でも価格が上下することはありません。

30銘柄というのも分散投資としては最適な数です。

グレアムによる組み入れ株式の基準

  1. 十分な、しかし過度にならない程度の分散投資を行うこと。例えば、10銘柄以上30銘柄以下くらいが望ましいであろう。
  2. 財務内容の良い有名な大企業を選ぶこと。
  3. 長期にわたる継続的な配当金支払いの実績があること。
  4. 過去7年程度の平均企業収益に対して支払うべき価格の上限を決めること

このようにニューヨークダウ採用銘柄は条件に当てはまりやすいのです。そもそもグレアムも防衛的な投資家が買うものとして、まずはニューヨークダウ30銘柄をあげています。

ところで、ニューヨークダウ採用銘柄のリターンが高いかといえば決してそうでもありません。下のチャートはS&P500とニューヨークダウ30銘柄を比較したものです。^GSPCというのがS&P500で、^DJIと書いてあるのがダウ30銘柄です。

ダウとS&Pの比較

ほとんど同じといっても差し支えありません。これはダウ銘柄に全体が引きずられやすい事の表れでもあります。S&Pを買わずになぜダウかと問われれば、多少なりとも自分で分析できるからです。過度な分散投資にならないためです。

ニューヨークダウを買うのは、機械式のインデックス「運用」よりインデックス「投資」に分類できる感じですね。

もちろん長期的にみて日本株式のリターンよりもいいですし、海外分散投資の観点から見てもアメリカインデックスはいい投資先です。

しかし買えないのであった

問題点は日本の証券会社では取り扱ってないため買えない事ですが、楽天証券マネックス証券あたりで取り扱いが始まりそうなので期待しています。開始されたらここの記事を書き換えます。

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