株は人に売る事ができる

お金を出資して株主になった人は、お金を渡した人からは返してもらえないことはわかったよね。

その代わりに、他の人に株を売る事ができるんだよ。

株の売買で権利もバイバイ

発行した株は、他の人に譲ったり売ったりする事ができる。これで株主は、出資した資金を回収することができるんだよ。

新しく株主になった人は、前の株主の条件を全て引きつぐよ。配当をもらったり、株主の会議である株主総会に出たりすることができるようになるんだ。

前の株主は、株を全部売ってしまったら全ての権利を失うよ。配当をもらえないし、株主総会にも出られなくなる。全ての権利を新しい株主に渡して、もう関係はなくなるんだ。さよなら、バイバイだね。その代わりにお金が入るんだよ。

値段は自分たちで決める

ここが大事なんだけど、いくらで株を売るかというのは自分たちで決めるんだ。はじめに500万円出資したんだけど、それを1000万円で売ってもいいし、300万円で売ってもいいんだ。どういうことだろう。

配当金の話をしたよね。儲かっている会社からは、株主は配当金を受け取る事ができる。それならたくさん配当金を出す会社だったら、多少高く買っても得をするでしょ?

毎年100万円の配当金を出す会社なら、100万円余分に払っても1年で元が取れる。2年目以降は配当金分儲かるよね。だから儲かってる会社の株が欲しい人は、出資金以上の金額でも払ってくれるんだ。

だから500万円分の株も、1000万円で売る事ができるって事なんだ。これが株式投資の醍醐味(だいごみ。面白いとこって意味)だよ。

それに1000万円で買った人も、他の人に将来1500万円で売れる可能性もあるよね。このように、自分で買った値段より、他の人に高く売る目的で買うこともあるよ。会社がどんどん儲かって大きくなれば、毎年の配当金が1000万円になったりするかもしれないしね。

自分よりもっと高く買う人がいれば、先に買ってその人に売れば儲かるからね。だから人気のある株は高くなるんだよ。

安くしか売れないとき

逆に値下げしないと売れないこともある。あんまりもうかってなくて、配当金が出せそうにない会社や、お客さんが全然来なくってお店をやめないといけないところの株なんて欲しくないよね。

そんな株は当然最初の金額なんかでは売れない。安くしたら、ひょっとして誰かが買ってくれるかもしれないけどさ。だから株の値段を下げてでも売ろうとするんだよ。

欲しい人が全然いない、人気のない株はどんどん安くなる。

株の値段はこうやって、買いたい人と売りたい人が納得して決めるんだよ。人気のある株は高く、人気のない株は安いって事だ。